カミングアウトと同時に 知って欲しい事です。
(●^o^●)
ようやくご報告出来る日がやってきました。
長年抱えていたC型肝炎でしたが 治療費助成の申請し
新薬を使った治療で陰性になりました。
もしご自身、または身近な方に肝炎の方が居ましたら
ひとつの情報として(ちょっと長いけれど)読んでください。
そしてもし 今まで肝炎検査をされた事がない方が居まし
たら ぜひ検査をして下さい。肝炎は 普通の血液検査で
はわかりません。
通常の血液検査で もし肝炎が疑われる場合は 肝機能の
数値が正常範囲でなくなって 機能が低下してからという
事になります。
あるいは 血液検査でなくても ウィルスが活動を始めて
なんとなくだるい、調子が悪いと感じ お医者さんへ行った
ら そうだったという事になるかもしれません。
たとえ体調がよく いつもの検査で特に数値に問題なくて
も 肝臓へのダメージが始まっている場合もあるので 早
い対処の方がいいです。
少し前のニュースで 薬局で肝炎の薬が売られていたとい
う話がありましたが 肝炎治療の薬は 普通の薬局では買
えません。
新薬は 1錠8万円もします。
3ヶ月間の治療で 高級自動車が買えるぐらいの値段にな
りますが 治療費助成の申請すれば月額1万円、または2
万円(所得によって)で治療できます。
それには ちゃんと医師にかかって 状態を見極めてもらい
初めて治療という事になります。
とりあえず先に簡単に説明すると
新薬の治療は 3ヶ月間朝晩薬を飲むだけです。
インターフェロン治療に比べて 確率も高く 副作用も少な
いです。
私の場合 治療前に1MLに なんと4万個いたウィルスでし
たが 治療1ヶ月後に検出せず(10個以下)の状態となりま
した。
でも 10個以下というだけで ゼロなのか それとも数個は
残っているのかは ウィルスが小さすぎて 検査ではわか
らないそうです。
なので まずは治療後半年後の経過で 判断されるのです
が それが 今回の結果です。
ただしこれもまた 100%確実ではなくて 極まれにウィル
スが残っていて それが増殖してしまうというケースもあっ
たり 私のようにずっとウィルスを持っていた場合は ウィル
スがたとえゼロだったとしても 10年間は がんのリスクは
高く 今後も定期的な検査は必要になります。
年を重ねるほど がんのリスクも高くなるので やはり早い
治療が望ましいという事に。
こんな事を発表するのって どうなのかな?とも思いました
が 私のように もし肝炎に不安を持っていたり治療をどう
しようと考えている方がいたら 参考になればと思いました。
もっと詳しい話は 後半からどうぞ。
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新薬の治療をしたのは 昨年8月からです。
私はC型肝炎である事は もう十数年前から知っていて 一
時期 定期的に超音波や血液検査もしていましたが 色々
な事があってやめてしまいました。
今回また色々なきっかけがあって 再度専門の先生を紹介
してもらう事になりました。
これまでもそうでしたが その時も肝機能数値は 正常範
囲でしたが 肝臓が少し硬くなっているのがわかりました。
感染したのが一番疑わしいのは 中学生の時で もう少し
で手遅れと言われた腹膜炎の手術での輸血。
なので 長い事ウィルスがいたんですね・・・・。
キャリア(感染しているけど発症していない状態)ではなく
慢性だと言われました。肝機能の数値に異常が無くても
やはり じわりじわりと活動しているんですね。
薬には抵抗はありましたが もう放って置いたら よろしくな
いという事で すぐに治療を始める為に すぐに治療費助
成の申請を。
通常2ヶ月ぐらいかかるそうですが 1ヶ月ちょっとでした。
インターフェロン治療は 高額で副作用もひどく その割に
は 確率も高くなかったようで 治療に踏み切らない人や
治療を途中であきらめる方もいたようですね。
私もその一人でした。
今度の新薬は かなりの確立で効果が期待でき しかも副
作用もほとんどありません。
私は治療前 1MLに 4万個いたウィルスでしたが 治療1ヶ
月後に 検出せず(10個以下)の状態となりましたが これ
はあくまでも10個以下という事しかわからなくて ゼロなの
か 3個なのか 5個ぐらいなのかは 検査では そこまでは
わからないそうです。
ですが 治療の目的は ウィルスをゼロにする事です。
じゃあ どうやって ゼロかどうか判断するのかというと 3ヶ
月の薬の治療後 6ヶ月の間に この検出せず(10個以下)
の状態が続けばいいという事だそうですが・・・・・・
でもこれもまた100%ゼロとは言い切れないようで 100人
に一人ぐらいの割合で 完全に無くなっていなかったウィル
スが増えてしまうケースもあるようなので 治療後も定期的
な検査は必要になります。
それでもウィルスが無くなれば 硬くなった肝臓も少しずつ
柔らかく戻るそうです。
食生活を変えて 自然に無くなる事なども期待していました
が 実際に自然になくなる場合もあるそうですが それは本
当に稀な事のようです。
6ヵ月後にもし ウィルスが増えてしまったとしたら またこの
薬を飲み始めるのではなくて その場合は 次の新薬が出る
のを待つしかないそうですが 放っておいても解決にはなり
ません。
もし 私のように 肝炎とわかっていながら 放置していたら
まずは身近な病院で診てもらい 大きな病院を紹介しても
らうなど 相談してみて下さい。
定期的に診てもらっている場合は その先生の判断なども
あるのですぐ治療という事にはならない場合もあると思い
ます。
でも長く先生と付き合うことになると思うので 治療等に信
頼できる先生というのはもちろんですが 話しやすいとか
相性とかも必要かなと思います。
ちなみに この新薬の副作用ですが ちょうど猛暑の時期で
それでなくても 体調がイマイチという感じで 副作用なのか
気候のせいなのか判断が付きにくいんですが
気持ち悪さとか 吐き気みたいなのがしばらく続いたりしまし
た。他にもなんかちょこちょこありましたが 苦しいとか 横に
なっていないと辛いというような事はありませんでした。
逆に 肝機能がよくなって 調子よくなる方もいるそうです。
ですが 肝臓を患っている場合 一番悪いのは アルコール
だそうです。
食事療法なんていうのは ほとんど役に立たないそうで
食べ過ぎで太らなければ 大丈夫だけど とにかく
アルコールは避けなさいという事でした。
最後に
以前聞いた話では 肝炎について誤解もあるらしく 触った
りでも うつると思われる方もいるという話を聞いた事があっ
たので 今まで話した事がありません。
肝炎は 簡単にうつるものではないので 安心して下さい。
長いお話になってしまいました。
どうやって説明するのがいいかなと 何度も書き直したりし
ましたが 上手く伝わったかな???と。
また治療等について思い出した事がありましたら お知らせ
します。